今日は、Global CollegeのTESOLが4週間に一度の卒業日でした。
いつも思い入れのある生徒さんたちに「さよなら」を言うのがさみしくて、なるべく笑って送り出そうと思っても時々、泣いてしまう事も。
私が一番嬉しく思うのは、TESOLのことを全く知らなかった人に、私がTESOLをオススメして、実際に授業を受けられ、卒業時に「TESOL受けて本当に良かった!ありがとうミフミさん!」って言ってくれた瞬間。
そんな瞬間が今日も訪れました。
彼女はもともと英語を勉強しに来て、最後に子供への英語の教え方を習いたかった生徒さん。
TESOLというものはあまり聞いた事がなく、はじめは「何それ?」って感じでした。
初めて、その生徒さんがGlobal Collegeに見学しに来た時、TESOLコースの説明をし、Allanともお話ししてもらい、TESOLコースに行くことに決定しました。
Global Collegeに来る前、別の語学学校で英語を勉強していた彼女。
そこの学校では、自分のレベルに合ったクラスに入れて貰えず、「上のクラスは人数がいっぱいだから」とかスタッフは「先生に聞いてみるね」先生は「スタッフに聞いてみるね」と言われたまま放置され、学校側の身勝手な理由でクラスのレベルアップもさせてもらえなかったそうです。
そのため、前の学校では、レベル2(初級クラス)に入れられたまま8週間が終わり、その子としては自信をつけるどころか、やる気をなくしてしまったそうです。
前の学校が終わり8週間後にGlobal Collegeにやってきました。
もともとのプランはそのままTESOLクラスに入る事でしたが、彼女の中のモヤモヤ感が抜けず、レベルが低いクラスで「自分は英語を勉強できたのかな?」という不安だけが残っているように見えたため、Global Collegeのパワースピーキングトレーニングでまずは勉強してからTESOLに入ってみてはどうか?という提案をしました。
まずは彼女のレベルを当校の先生がチェックしたところ、なんとレベル6(上級クラス)!
前の学校では8週間も一緒にいて、先生は彼女のそのレベルに気がつかないとはどういう事か!?彼女ももちろん、私たちも、Global Collegeの先生もあきれてものが言えませんでした。
さて、そんな中始まった彼女のパワースピーキングトレーニングですが、振り分けられたレベル6のクラスで、先生も驚く程、前向きで頑張り屋、彼女のプレゼンテーションは「Amazing Presentation!」と学校スタッフにもその噂が届くほど、すぐに学校内の人気者になりました。
少しの間のみパワースピーキングトレーニングをやってからTESOLに入る予定が、延長に延長し、パワースピーキングトレーニングの1ターム最大8週間を終了してしまいました。
その後やっと始まったTESOLコース。
毎日のプレゼンテーションの準備に追われ、こういう場合はどうしたらいいんだろうと悩み、先生に質問し、自分が実際に教える英語をまた勉強し直し、とにかくあっという間の4週間だったと言っていました。
でも、ジェナラルイングリッシュのコースとは違い、「自分で考え→プランを練り→その部分を勉強し→人前でプレゼンテーションする」を毎日繰り返し繰り返し行なったことで、単語力も増え、英文法の理解も深まり、表現力も豊かになったと言っていました。
そして最後の言葉は
「TESOLを受けて本当に良かった!」
卒業する日に私にくれた手紙です。
私がすすめたコースで感謝の意を示してくれる事は、私もこの仕事をしていてよかったと感じる瞬間です。それが私の仕事に対する原動力でもあります。